PROFIBUS・PROFINET機器の認証テストラボ
PROFIBUS・PROFINET機器の認証テストラボは全世界に10か所あります。
日本国内で実施する試験について説明します。
本サービスは2022年4月より実施します。
目的
PROFIBUS機器・PROFINET機器の認証試験の目的は、IEC規格及びPI(PROFIBUS & PROFINET International)仕様に準拠したPROFIBUS・PROFINET製品の信頼性を向上させることです。この試験を実施することにより、ユーザーが、規格に適合して設計された異なるメーカーの装置を何の問題もなく安心して使用することができることを目指します。
なお、PROFINET機器の場合、ベンダー殿が開発された製品をPROFINET対応機器として販売するには、認証試験の合格、認証番号の取得が必須です。
試験場所
〒141-0022 東京都品川区東五反田1-25-10-202
TJグループ株式会社
電話：070-8594-8906
試験対象機器
(1) PROFIBUS
PROFIBUS DP スレーブ機器 DP－V0およびDP-V1機能対応
(2) PROFINET
PROFINET IO デバイス機器 Conformance Class AまたはB 銅線接続
注；試験可能なPNIO_Versionについては、PIのHPからTest Bundleをダウンロードして、その中のPN_Versions_for_certificationsにてご確認ください。
試験内容
PIが発行するテスト仕様に基づき、試験します。
試験費用
(1) PROFIBUS
基本費用 （以下の費用に消費税が加算されます）
DP-V0スレーブ機器試験 45万円(プロフィバス協会会員に対して)
(基本試験日数 3日) 65万円(プロフィバス協会非会員に対して)
DP-V1スレーブ機器試験はDP-V0スレーブ機器試験に以下の費用が加算されませす
1． MS2通信試験(必須) 15万円(プロフィバス協会会員に対して)
(基本試験日数 1日) 22万円(プロフィバス協会非会員に対して)
2． I&M機能試験(必須) 7万5000円(プロフィバス協会会員に対して)
(基本試験日数 半日) 11万円(プロフィバス協会非会員に対して)
3． MS1通信試験(オプション) 7万5000円(プロフィバス協会会員に対して)
(基本試験日数 半日) 11万円(プロフィバス協会非会員に対して)
4． アラーム機能試験(オプション) 15万円(プロフィバス協会会員に対して)
(基本試験日数 1日) 22万円(プロフィバス協会非会員に対して)
追加日数請求 1日あたり12万円(プロフィバス協会会員に対して)
1日あたり18万円(プロフィバス協会非会員に対して)
(2) PROFINET
基本費用 （以下の費用に消費税が加算されます）
PROFINET IOデバイス機器試験 50万円(プロフィバス協会会員に対して)
(基本試験日数 3日) 70万円(プロフィバス協会非会員に対して)
ただし、MRPまたはFast startup機能がある場合は、プラス7.5万円
追加日数請求 1日あたり12万円(プロフィバス協会会員に対して)
1日あたり18万円(プロフィバス協会非会員に対して)
(3) 注意
注1：上記の基本費用には試験と試験報告が含まれます。(試験機器の輸送費用は申請者が負担します)
注2：基本試験日数を超えた工数がかかる場合には追加日数請求が適用されます。
注3：一度、試験に不合格になった機器の再テスト費用は事前打合せとなります。
注4：スムーズな機器の立ち上げのため、試験初日は立ち合いをお願いします。
申請手続き お問い合わせについて
テスト申請の際は、TJグループ株式会社に申請用紙を請求してください。申請書をお送りします。また、その他のお問い合わせも以下にお願いします。
TJグループ株式会社
担当：元吉 tel. 070-8594-8906
E-mail: motoyoshi@tjgr.jp
事前テスト
認証試験を実施する前に、ご希望により事前テストをすることができます。
事前テストは認証試験の1部を実施しますので、製品の完成度をある程度把握することができます。
- 認証試験の経験がなく、初めてのテストの場合
- 間違いやすい試験項目をあらかじめチェックして、認証試験に臨みたい場合
などにご利用できます。
事前テストは、1日で終了する範囲で行います。
特に確認されたい項目がある場合は、あらかじめお知らせください。
価格は 15万円(＋消費税) (プロフィバス協会会員に対して)
22万円(＋消費税） (プロフィバス協会非会員に対して)
となります。
ご質問ありましたら、お知らせください。